2024年夏休みの旅行動向

JTB(2024年7月4日)のリリースによると、2024年夏休み旅行の動向は以下の通りとなっています。

<国内旅行編>

今年の夏休みの旅行に関するアンケート調査において、本調査対象者(2,060人)のうち旅行先を「日本国内」と答えた 1,923 人の旅行の傾向を分析しました。
旅行目的:「家族と過ごす(32.2%)」が最も多くなりました。次いで「リラックスする、のんびりする(28.3%)」、「食事、地域の味覚を味わう(25.9%)」となりました。
旅行日数:全体では、「1 泊 2 日(37.6%)」が最も多く、前年から 5.1 ポイント増加しています。一方、「2 泊 3 日(32.2%)」は 3.9 ポイントの減少、「3 泊 4 日(17.0%)」は 1.0 ポイントの減少となりました。5 泊以上の長期旅行は減少しており、全体として旅行期間は前年に比べて短くなっていると言えます。
旅行先:「関東(20.6%)」が最も多く、次いで「近畿(15.0%)」、「東海(11.5%)」となりました。いずれも前年から増加している一方で、それ以外は軒並み減少しています。
その旅先を選んだ理由として、「行きたい場所があるので(44.4%)」が最も多く、次いで、「帰省先なので(19.5%)」、「自家用車やレンタカーで行ける場所なので(17.6%)」となりました。
居住地別に旅行先を見ると、旅行先と居住地が同じ地方である域内旅行の割合は、「北海道(63.0%)」、「東北(53.9%)」、「九州(50.3%)」の 3 地域で 50%を超えています。一方、関東地方の居住者では旅行先が「関東」となっているのが 22.4%であるのに対し「中部」は 27.5%、中国・四国地方の居住者では旅行先が「中国・四国」となっているのが 25.9%であるのに対し「近畿」は 30.2%であり、隣接する地方に分散している様子がうかがえます

一人当たりの旅行費用:全体では、「2 万円~3 万円未満(18.9%)」が最も多く、前年より 0.6 ポイントの増加、次いで「1 万円~2 万円未満(17.8%)」が前年より 1.1 ポイントの増加となりました。4 万円以上の合計は前年に比べて 2.7 ポイントの減少となっています。
利用交通機関:「自家用車(48.5%)」が最も多く、次いで「JR 新幹線(25.6%)」、「JR 在来線・私鉄(20.7%)」となりました。前年に比べ、「自家用車・レンタカー」、「JR 新幹線」、「航空機」が減少する一方、「JR 在来線・私鉄」は 1.1 ポイントの増加、「高速バス・長距離バス(7.6%)」は 1.9 ポイントの増加となりました。
利用宿泊施設:「ホテル(62.6%)」が最も多く、次いで「旅館(22.5%)」、「実家・親族の家(18.7%)」となりました。母数は少ないものの「友人・知人の家(3.6%)」が 1.4 ポイントの増加、「ホステル・ゲストハウス(1.9%)」、「本来宿泊施設ではないユニークな施設(0.8%)」もそれぞれ増加しました。

出かける場所として気になっているところは、「自然が楽しめる場所(国立公園や花畑など)(31.3%)」、次いで「動物園や水族館(16.0%)」となりました。

出所)株式会社JTB ニュースルーム「2024年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向」
https://www.jtbcorp.jp/jp/newsroom/2024/07/04_jtb-2024smr.html

観光

前の記事

イオンが福井にやってくる
観光

次の記事

福井県の花火大会2024